【書評】なまけもの時間術

自宅待機ひまだなあ。何しよう。

そんなキミにはこの本がおすすめだよ。

ひろゆきさんの『なまけもの時間術』

え?なんなのこの本、なんでこの本なわけ?

これまでもこれからも時間の使い方を考えさせられる一冊だからだよ。

そーなんだ。まあ読んでみるか。

今回ご紹介するのは、

ひろゆきさんの『なまけもの時間術』

順番にご紹介していきます!

 

 

著書について

 

 

著者の紹介

『なまけもの時間術』

・著者:ひろゆきさん

・プログラマー、実業家

・2ちゃんねるの開設者

・多数の企業の役員

・株式会社二ワンゴ取締役管理人

・ニコニコ動画を命名

・現在は、フランス・パリに拠点をおく

 

 

 

 

 

作品の背景

ひろゆき氏は、小学生のころから遅刻をしてしまう生活をしている。

だが、遅刻することに何の問題意識もない。なぜなら、それで全てが回ってきたからだ。

現在、フランス人の働き方に目を向けている。

日本は、仕事社会である。

仕事が理由なら、多少飲み会やデートに遅刻することがあっても許される。

 

フランスはちがう。

仕事は稼ぎを得る最低限のものであり、定時に仕事を終える。

仕事の飲み会があったときには、旦那の会社なのに、

(旦那の職場と無縁の)妻が行きたいか行きたくないかを判断することができる。

それが当たり前の世界である。

これが日本とフランスのギャップである。

 

 

 

本の概要

現代の日本人は、常に時間に追われた生き方をしている。

すきなだけ睡眠をとったほうが仕事の質はあがるのに、

睡眠をけずってまで仕事に打ち込もうとする。

 

仕事が嫌と言いながら、労働から離れられない仕事をし続けている。

 

でも、2日間の休みをとっても、

家でスマホゲームをしたり、SNSをさわったりして、

なんだかんだで1日があっという間に過ぎてしまったという人も少なくないはず。

 

時間が欲しいと言いながら使い方がわからない。それは常に時間に追われた生き方をしているから。

時間に追われない生き方をすれば、かなりコスパよく生きることができる。

そんな考え方の紹介をしています。

 

 

時間に追われた生き方をしていませんか。

 

 

「明日できることは、今日やるな」

よく「すぐやる人になれ」といわれますが、それとは反対のような言葉です。

でも、たしかに、明日できることは、今日やる必要はありませんよね。

 

1時間で終わる仕事を、今からやると、だらだらやってしまい、

1時間で終わらない可能性もあります。

 

さらには、明日まで期限があるからと言って、

どんどん先送りにしてしまうこともあるかもしれません。

 

でも、1時間で終わる仕事を(極端にいうと)締め切りの1時間前に始めると、

やり切らなければならないと、途中で投げ出すこともなく、集中力が切れることもありません。

 

また、始めるまでに、やらなければならないという焦りも出てくるので、

取り掛かり始めるのに時間がかかることもなくなります。

 

 

 

 

時間の切り売りでは幸せになれない

コンビニでのアルバイトは時給で計算される。

例えば、時給900円ならば、8時間で7,200円もらえる。

ひと月に20日間働いたら、7,200×20=144,000円もらえることになる。

 

しかし、仕事を休んだら、休んだ分だけ給料は減る。

これは、自分の時間を切り崩して、お金に換えている作業になる。

 

しかし、自分でお金が発生するベースを作ってしまえば、

資産となり、自分が動かなくてもお金が発生するようになる。

 

今で言うと、プログラミングやYouTuber、ブロガーがそれにあたる。

 

 

人間はヒマだと不幸になる

自宅待機の期間がありましたが、家にいて、あなたはヒマだと感じましたか。

 

ヒマだと色々頭が働いていしまい、勝手に不安になっていってしまうのです。

 

しかし、やることがあれば別です。

 

例えば、ゲームや映画鑑賞、料理など、色々やれることはありました。

それらにどれだけ集中できたかということが大事です。

ストレスと集中は対立するものなので、同時にあることはないのです。

 

 

 

 

読んでみて

 

 

今、時間があって、ヒマだと言うのは、

(ひどい言い方ですが)今まで時間があっても何も集中しないでやってきた証拠ということですね。

 

もちろん、インドアではなく、アウトドアで集中できることがあると言う方もいらっしゃると思いますので、それはそれで良いです。

 

しかし、仕事を優先し過ぎて、遊ぶことを忘れている人が非常に多いです。

遊びを先に決めてしまえば、仕事への意識もまたかわってくることです。

自分は何のために働いているのか、何をしたくて日々生活しているのか、よく考えるきっかけになる本です。

 

この時間がある時を機に、今自分が何をしたいのか、今一度考えてみるといいと思います。

 

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